十勝・帯広の冬期間における塗装のデメリットとは? ― 知っておくべき注意点

query_builder 2025/10/14
塗装業界

1. はじめに

「冬に外壁塗装ってできるの?」

十勝・帯広に住む方から、この質問は毎年のように寄せられます。

結論から言えば「できなくはない」が「おすすめはしない」のがプロの本音です。

なぜなら、冬の北海道は塗装にとって最も過酷な環境。気温・湿度・雪・凍結などが重なり、塗料の性能を十分に発揮できない条件が多く存在するからです。

しかし、十勝・帯広エリアで12月~3月の間に屋根や外壁塗装を行っている一部の業者も見受けられるのも事実です・・・。

このような業者は「お客様の利益より業者の利益」であることは間違いありません。

要する限りなく悪徳業者である」と言っても過言でははないでしょう。

ここでは、十勝・帯広エリアの冬期間における塗装の“本当のデメリット”を、現場の視点で分かりやすく解説します。


2. デメリット

①:塗料が乾かない・硬化しない

塗料は乾燥して固まることで膜を形成し、外壁を保護します。 しかし多くのメーカーが推奨する施工条件は、「気温5℃以上・湿度85%以下」。

ところが帯広・十勝の冬は、日中でも0℃前後、朝晩は−10℃を下回ることも珍しくありません。 この環境では塗料の硬化が極端に遅れ、 乾く前に雪や霜が付着する 塗膜が白く濁る(白化) 密着が弱くなり、春先に剥がれる といったトラブルが起こりやすくなります。

一見仕上がりがきれいでも、1〜2年後に塗膜が浮くケースは、冬施工による典型的な後遺症です。


3. デメリット

②:結露・霜による密着不良

十勝の冬は昼夜の寒暖差が大きく、外壁表面に結露が発生しやすい季節です。

塗装面がわずかに濡れているだけでも、塗料は弾かれてしまいます。

とくに朝方は霜や氷がついていることが多く、「乾いているように見えて内部が濡れていた」というのは冬現場のあるある。

結果、塗料がうまく密着せず、施工後しばらくして「部分的に剥がれる」「色ムラが出る」といった不具合につながります。


4. デメリット

③:雪・凍結による工期遅延

冬期は雪・氷との戦いです。

足場が滑る 養生シートが凍る 強風で作業が中断する 。

こうした環境では、安全面を最優先せざるを得ず、1日中現場が止まることもしばしば。

「午前は雪かき、午後は2時間だけ作業」という日もあり、結果として工期が大幅に延びるのが冬塗装の現実です。

さらに乾燥時間も長くかかるため、1現場にかかる日数が倍増することも珍しくありません。


5. デメリット

④:塗料が凍結・分離する

冬季は塗料そのものが凍るリスクがあります。

特に水性塗料(アクリル・シリコン・ラジカル系)は、0℃以下で凍結・分離を起こし、性能が劣化します。

凍った塗料はどんなに温めても元には戻らず、密着力や耐久性が著しく低下します。

そのため現場では、ストーブの前で塗料缶を温めたり、テントで暖を取りながら施工するなど、非効率な作業を強いられることになります。


6. デメリット

⑤:下地が冷えすぎて密着しない

冬の外壁は表面温度が非常に低く、塗料が乗っても固まりにくい状態です。

外壁内部に残った水分が凍ると、塗膜を内側から押し上げて浮きを起こします。

この現象は、施工直後ではなく春になってから発覚することが多く、補修コストがかさむ原因にもなります。


7. デメリット

⑥:光と時間が足りない

冬は日照時間が短く、午後4時を過ぎると急速に暗くなります。

職人が使う照明では微妙な色の違いや艶のムラが確認しづらく、「乾いたら違う色に見えた」というトラブルも起こりがちです。

また、強風や降雪に備えて毎日養生を張り直す必要があり、夏場に比べて生産性が半分以下になるケースもあります。


8. デメリット

⑦:追加コストが発生する

冬季塗装を強行する場合、 仮設テント ヒーター・送風機 除湿器・温度計 などの機材を導入し、人工的に環境を整える必要があります。

これにより、夏場より1〜2割程度コストが上がるのが一般的です。

さらに燃料費もかさみ、見積もり時に「冬期施工費用」が加算される場合もあります。


9. デメリット

⑧:アフターフォローに影響

冬施工の現場では、工事後に雪で確認ができない箇所が出てくることがあります。

また、施工後すぐに気温が下がるため、塗膜の定着が不完全なままシーズンを越すことも。

結果的に春以降に不具合が発覚し、保証トラブルや再施工になるケースも。


10. まとめ ―

冬は“準備の季節”と考えよう

北海道・十勝の冬期間における塗装は、 乾かない 凍る 密着しない 工期が読めない というリスクが重なり、品質・コスト・安全のすべてに影響します。

したがって、冬は無理に塗るよりも、現地調査・見積もり・色決め・補助金の確認など、春に向けた準備期間として活用するのが賢明です。

3月〜6月は問い合わせが集中し、優良業者のスケジュールは早く埋まります。

今のうちに動いておくことで、春のベストシーズンに高品質な塗装工事を安心して任せることができます。


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株式会社ナリタック

住所:北海道帯広市西11条北7丁目4番地

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